365日英語 in 2021

2021年は365日英語のスピーキングとリスニングを勉強します

洋画レビュー:Crazy Rich Asians

Crazy Rich Asians、年末の準備期間を含めて既に3回視聴してます。
1回目:映画字幕でストーリーの大枠を楽しむ
2回目:英語&日本語字幕でセリフを確認しながら見る
3回目:字幕なしで一気に見る

www.warnerbros.com

やはり好きです!この映画。

私の大好きな映画で、もう何回見たかも分からないというのが「プラダを着た悪魔」なのですが、たぶんこの映画が好きな人は、Crazy Rich Asiansも気に入るのでは、と思います。

考えてみたら、いくつかこの2つの映画には共通点があることに気付きました。

①主人公が賢くて強い
プラダ」では、アンディがミランダとの面接で「I'm smart」と言い切り、仕事を覚えるにつれミランダに認められる存在となっていきます。
一方「Crazy」のレイチェルも20代でニューヨーク市立大学の経済学部の教授という秀才です。
2人とも後述するように周囲の人との関係に悩むことになりますが、持ち前の聡明さと強さで立ち向かっていきます。

②華美な生活に興味がない主人公VS派手で高価なものが好きな人々
プラダ」のアンディは、最初は質素なファッションで、同僚のエミリーからもファッションを馬鹿にされています。
「Crazy」のレイチェルも、彼氏であるニックの親戚や友人の「パーティーピーポー」ぶりに眉を顰める一方、陰口を言われたりいじめをうけたりします。

③主人公と「それ以上に頭が切れて美しいが厳しい年配女性」との間の対決と尊敬
プラダ」では、言わずもがなアンディとミランダの関係です。
「Crazy」のレイチェルが対峙するのは、ニックの母親。
ミランダもそうなのですが、ニックの母親も厳しくてレイチェルに辛くあたるのですが、彼女には彼女なりに強く生きてきた過去があり、しかも美人で頭も切れるので、憎めないどころか少し憧れさえ感じてしまう女性なのです。


大きく異なる点は、
〇主人公の彼氏の経済格差がスゴイ。
プラダ」では、アンディの彼は料理人見習いで経済的に余裕はありません。
「Crazy」のレイチェルの彼ニックは、シンガポールの大富豪の御曹司。
ただの「リッチ」ではない、「クレイジーリッチ」な人なのです。

〇「Crazy Rich」はラブコメ
プラダ」はアンディーの仕事を通じての成長を描くヒューマンストーリーですが、
「Crazy~」は、ラブコメなのでコメディ要素満載です。
なんといっても、ニックの「クレイジーリッチ」な親戚や、レイチェルの友人である
ペイク・リンの家族のキャラが立ちすぎていて、笑わずにはいられません。


あらすじはプロのレビュー↓にお任せします。
wired.jp


個人的には、英語学習も兼ねて何回も観るならば、
ホラーやあまり深刻すぎる映画ではなく気楽に観れるものがよいと
思うので、そういった意味でもおススメです。